学院のBlog
2012年07月17日

“ゆかた”と鉾と宵山と

“ゆかた”と鉾と宵山と


講師の高嶋久仁子です。


“ゆかたは藍に尽きる”と、ものの本で読んだのは、むかし昔のこと。

昨今の、ゆかたは色とりどり、きものとしての形も変わりつつある。

柄は古典から前衛、サイケ調までさまざまです。

ただ、振りの無くならないのは女心を表していると言えようか。

宵山には、ゆかた姿でお出掛けです。
宵山は一夜のみではない。二日目には別のお気に入りのゆかたを。

宵山に祗園囃子は聞けるけれど、鉾や山車(だし)をゆっくりとは見ていられない。

人の流れのままに通り過ぎるのみ。

それで充分、宵山の人出は多い程よい。

朝早くには、観光の人達が鉾町の光景をカメラに納めているのを見受ける。

十六弁菊花金色透かし彫
鉾頭仰ぐ朝涼の辻に・・

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