十二単(衣紋道)コースのご案内(入学随時受け付け中)

大河ドラマ「光る君へ」でも話題の「十二単」!憧れの装束衣裳の着付けがどなたでも気軽に学べます!古代からの特別な着付け技術、衣紋道を取り入れた着付けによる 「最小の手順・最短の時間・最高の着付術」で20分で十二単の着付けができます。「束帯・衣冠」などの男性装束も学べます。雅婚のお仕事にも繋がりますよ。初心者さん大歓迎!着物の着付経験がなくても受講できます!

衣紋道とは十二単や束帯など宮廷装束を美しく着付ける道のことをいいます。 当学院の衣紋道コースでは本格的な衣紋道が学べ十二単の着付けはもちろん男性装束の着付けも習得できます。【 ※習得できる衣裳・・・十二単・小袿・狩衣・直衣・衣冠・束帯・白拍子 】着付けのみならず宮廷装束に関する専門知識、古代メイクやかつらの扱い方や写真撮影の美しいポージングなども分かりやすく実際にレッスンします。十二単・束帯などの宮廷衣裳の着装は、着物着付とは全く異なりますので一般着付ができない方でもご心配ありません。 十二単に興味のある方ならどなたでも大歓迎です!現在着付師としてお仕事をされている方でも宮廷装束の着付けが出来れば、体験や結婚式、イベント等お仕事の道が開けますよ!

ロイヤルマナーも学習できますので立居振舞が美しくなります。教養講座としての人気もあるコースですよ。

 

こんな方におすすめ

  • 平安装束や源氏物語・百人一首に興味をお持ちの方
  • 十二単や束帯の本格的な着付けをマスターしたい方
  • 装束衣裳の着付け資格が欲しい方
  • 早く楽に美しい着付けを極めたい方
  • 趣味・教養の幅を広げてみたい方

衣紋道コースのレッスン風景を動画で見る

衣紋道コース (十二単)

お稽古日

第2・4 日曜日 B

第1・3 月曜日 B

第1・3 木曜日 B

時間 B:13:30~15:30 又は13:00~15:00
授業料 ¥11,000(税込)/1か月何回でもお稽古いただけます。 ※衣裳使用料含む
入学金・入学月

¥5,500(税込) 随時入学受付中です!

1月・4月・10月の一斉募集時期に入学の方は入学金免除!

お申し込みは お問い合わせフォーム からどうぞ。
電話・メールでも受け付けております。

TEL 075‐254‐8877
メール yuki.kimono@coral.ocn.ne.jp

お問い合わせ
CONTACT
0120-877-990
075-254-8877
受付時間 : 9:00〜18:00 定休日:祝日

受講生の声

「衣紋道」に沿った着付をすると、無駄な動きが少なく、流れるように着付けが進み、多くの人が「着物」に対して感じていた不快感がなくなり、「早く・楽に・美 しく」着ることができるようになります。それが一番よくわかるのが十二単の着付ですが、それは全て一般の着付でも同じことだということを学ばせて頂き、 益々「着物」が好きになりました。(昇子さん)

十二単・衣紋道コース内容

十二単

小袿

狩衣

直衣

衣冠

束帯

十二単を学ぶとこんなメリットがあります

  • お方(お客様)を揺らさない。押したり、引いたり踏ん張りの負担をかけません。
  • 紐の結び方(装束結び)は絶対に緩んだりしません。
  • 紐の締め加減や締めるコツをマスターすれば、きつからず・緩まず・着崩れしません。
  • 結婚式や舞台(イベント)でも正式な形でご披露できます。
  • 高等学校、大学や専門学校等で実演。
  • 重い装束を重く感じさせないために、ふわりと付けますが、幾重の衿元でも緩みません。
  • 立居振舞がより美しくなります。
  • 最小の手順で最短の時間で最高の着付を心掛けておりますから、着付のお仕事をされている方には特にお役に立ちます。
  • ご希望の方は許状制度もあります。

十二単コース受講者の声

万里子さん

私は衣紋道にご縁を頂いたことを感謝しております。十二単の着装ができたらどれだけよいだろうかと、いつも夢をもっており、念願が叶い感謝感激でいっぱいです。 着物に関心を持っている方なら十二単は興味がわいてきます。一枚一枚を重ねていく重ね着の美しさ、その美しさを着装できる嬉しさは、言葉に言い表せませんでした。私達の身近な所で十二単で結婚式を挙げておられる方も耳にしていますし増えております。私も滋賀県や京都で舞台で着装させて頂き、本当に夢のようです。お勉強させて頂いて、着付け講師として、無駄のない手順と優雅な手さばき、色彩感覚や相手に対する心配りや、衣裳の丁寧な扱い方など、今まで気を使っていない所に物を大切にすることを学びました。衣紋道に責任と誇りを持って歩んで行きます。私の一番好きな言葉「継続は力なり」です。

千晶さん

私は昔の生活に興味があり、丹後の藤織り講習会などに出たりしていました。その影響もあり、着物や衣類などの伝承・伝統文化に強く引かれ、十二単の美しさや文化に興味を持つようになりました。 衣紋道の教室を受講して感じたことは、日本の雅でした。とは言っても、まだ講習には4回しか出ていませんので、右も左も分からない状態です。しかし受講・体験することで、頭で理解するのではなく、感覚で理解できる衣紋道の世界を感じています。これからもっともっと受講し て、十二単の世界にどっぷりつかりたいと思っています。

(1)衣裳(いしょう)の準備

(2)お方にご挨拶

(3)単(ひとえ)

(4)紐を結ぶ

(5)五衣(いつつぎぬ) (五の衣)

(6)下の紐を抜く

(7)五衣(いつつぎぬ) (四の衣)

(8)五衣(いつつぎぬ) (三の衣)

(9)五衣(いつつぎぬ) (二・一の衣)

(10)解き合せ

(11)打衣(うちぎぬ)

(12)表着(うわぎ)

(13)唐衣(からぎぬ)

(14)裳(も)

(15)檜扇(ひおうぎ)を持って完成

(16)裳(も)から抜け出る

(17)空蝉(うつせみ)

一般によく言われている「十二単」とは略称で、鎌倉時代に初めて文献に登場しました。正式には「女房装束」または「五衣・唐衣・裳」といいます。これら有職故実に基づき、装束を美しく着装し、伝統的文化を継承・研究する道を「衣紋道(えもんどう)」と呼びます。 五衣は時代により枚数の増減がありますが、現在の衣紋道では五枚です。この五枚はそれぞれ裏が付いていて、異なる色を袷としたときに僅かに「おめり」として表に見えるように仕立ててあります。 このおめりから見える色により実際に着ている以上の枚数に見えます。