学院のBlog
2012年08月18日

花魁の鬘

花魁の鬘

講師の増倉智子です(^_^)
先日の鬘の続きですが…

花魁の鬘を見せていただく事ができましたp(^^)q

結い上がって発送する
直前でラッキーでした
p(^^)q

時間がなかったので
詳しいことは聞けなかったので 少し調べてみましたσ(^_^;)

伊達兵庫(立兵庫)と言う髪型で
丸玉簪…2本
松葉簪…2本
櫛…2本〜3本
耳かき形簪…12本
笄…1本
ビラ飾りを付ける場合もある
前髪の結び目と後ろの髷の結び目にはそれぞれ
糸を飾りにして結びます
スッキリ好みの江戸に比べ絞り布を飾ったりするのはハデな大阪好み?(^_^;
後ろに飾るものは
糸を束ねて組紐にしてありあげまき結び等があるようですが 今回は蝶ですね
(^_^)

いったいどのくらい重いのか?
調べましたがわかりませんでした…
頭とまな板帯をしめた正式衣装と三枚歯の高下駄を含め 30㌔とか…( ̄▽ ̄;)

体力勝負ですよね花魁って
ただ何時もこんな格好をしているわけではなく
花魁道中とか上客さんの時だけのフル装備f(^_^;

もちろん お床入りの時には 簪ははずします


※花魁は五千人いた遊女の中のほんの数人
最も格が高く
教養も必要とされ
古典・書道・茶道・和歌・箏・三味線・囲碁なども必要とされた
お座敷では花魁は上座
お客さんは下座で
初回は花魁と客は離れた所に座り 客と口も利かず飲食もせず 花魁が客を品定めをし 三度目にやっと
床入りになったそうで
一晩で数十万〜数百万かかったそうです


今日は 私が興味を持ったことを皆さんにお裾分けいたしました((φ( ̄ー ̄ )

月別アーカイブ