スタッフのブログ
2016年01月15日

焼箔

伊藤さんきものブログ用.jpg

今日のブログは着物とその技法についてのご紹介をいたします♪

粋で綺麗なこの柄、実は江戸時代の花魁の着物の図案を使っているんです!

金色の部分、こちら本来は刺繍の部分なのですが
焼箔(やきばく)という技法を使って表現をしています。

金色単色ではなく、濃い金や薄い金などいろんな色合いに
なっているのがわかりますよね。
この色の違いどうやって出しているのかというと、
焼箔という技法の名の通り、箔を焼くことで色の変化を出しているんです。
元々は銀箔なのですが、
焼き具合により色が金や赤や黒に変色していきます。
そうして焼いた箔をのり付けした柄の上にのせていきます。
まさに職人技!
生地も白生地から染め上げた、1点ものの着物ですよ★


 

 

月別アーカイブ