学院のBlog
2013年07月13日

手アイロン



こんにちは。
講師の中間です。
今日はきものや帯のしまい方、『手アイロン』について。
たかが『手』ですが、これがすぐれものなのです。
絹には、アイロンの高温や、蒸気があまりよくありません。
体温の36度くらい度が生地や織りを傷めずにちょうどいい具合。
きものや帯を畳むときは
折り目通りにきっちり畳んで、
36度の手アイロンで空気を抜いてピシッとしまっておけば、
いつまでも新品のように気持ちよく着ることができます。
着ジワなどが気になる場合は、手アイロンで畳んでから、上から重しの座布団などを置いておくか、布団の下で寝押しをします。
肩山線などが、ほどよくついてくれて、さらにピシッとします。
ちょっとしたことですが、試してみてくださいね。

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